LIFEluencer

LIFEluencer(ライフルエンサー)は毎日を控えめに彩れるような情報を取り扱っているウェブサイトです。ガジェット・ツール・便利グッズ等の情報発信はもちろん、「お母さん」が作るナチュラルでかわいいハンドメイド品の販売もしています。

MENU

ペットとのサヨナラの日はもうすぐやってくる。

アイキャッチ画像

こんにちは、操(Ft:Misao (@evmono00) | Twitter)です。

我が家には今、7匹の猫がいます。ほとんどが血のつながりのある親子・兄弟で、元は5匹だったのですがある事件がキッカケで我が家で何匹か保護しています。子ども世代も含めもうみんなお歳で、日に日に動かなくなってきています。一度かかると治らないと言われる猫風邪を持っている子も数匹いて、その上で体も弱い子もいるので、もうどの子がいつ亡くなってもおかしくありません。

 

そんな中で今、最年長ともいえる「トト」が体調を大きく崩しています。以前11月に亡くなったと記事にした「タンタン」同様、内臓疾患かと思われますが先月くらいから急激に衰弱しており強制給餌する必要まで出てきています。

他の子たちのごはんの時間には一応隣には並ぶものの自ら食事をとろうとはせず、現在は高栄養食の強制給餌や一般的なちゅ~るより栄養価の高い「エナジーちゅ~る」を食べさせることで延命している状況です。

トトの画像

トトの画像

そんな状態でまだ病院に連れて行かないのかという意見もあろうかとは思いますが、猫達と過ごした時間が最も長い母の意向や家族の総意により今回は病院へは連れて行っていません。というのも、やはり個体によっては通院に対し激しい拒否反応を示したり、強いストレスを感じて過呼吸になる子もいまして、トトはそういうタイプなのです。

 

トトは人間で換算すれば80歳~95歳にあたります。うち十数年を野良として過ごし、故意に撒かれた毒エサを食わされた上に数キロ離れた場所(数キロというのは推測ですが)に捨てられた経験もあります。最後の数年をせめて平穏に過ごせたらもう十二分な猫生を生きたと言えましょう。

そこで苦しい思いをさせながら、延命させるのは飼い主側のエゴでしかありません。直接聞いたわけではありませんから、実際トトがどう思っているかはわからないですが今「痛い」「苦しい」わけではないのであればただ穏やかにゆっくりと生を終えてほしいと思っています。

 

他の子ももちろん大切に思っていますが、彼は我が家一番の人気者です。穏やかな性格で、仲間意識が強く、自分の体が誰よりも大きいが故に外部からの脅威から守らなくてはという責任感を持っています。そんな彼の姿が見えなくなるのは悲しいことですが、我が家は彼の平穏な猫生を思って乗り越えていきたいと思います。

 

日に日に痩せこけていき、あばら骨が浮いているトトを見るのは辛いです。せめて安らかに眠るその日まで、精いっぱい彼を甘やかせて大事にしたいと思います。

 

トトのことを知っている皆様も、精いっぱい生きている彼のことを忘れないでいてくれたら嬉しいです。