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20歳の私が更に20歳以上年上の異性と結婚して4年で離婚した話

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こんにちは。本日は少し離婚の話をしようと思います。

 

私は二十歳に結婚して、4年で離婚しています。そう聴くと多くの人は残念がるのですが、個人的にはそうではなくいっそ清々しいというか晴れやかな気分です。義父や夫が帰宅してくるのがとても嫌で、門戸の開く音一つに恐怖していた日々はもうありません。実家では乱暴に扉や窓を開け示したり怒りのままに物にあたる人物もいません。しかし、そこから抜け出すまでに葛藤がなかったわけではありません。

 

私が離婚を考え始めたのは、結婚してすぐでした。結婚するまでは遠距離でのお付き合いをしていて、義父との関わりも薄く良くも悪くも夫家族について何も知りませんでした。そこで同棲をしてから結婚を決めればここまでの面倒はなかったのですが、私も若かったのでそこまで頭が回らなかった…というよりは20以上年の離れた夫ですから、彼に対して意見するということができませんでした。

兼ねてより結婚は同棲等で相手との相性を良く見極めてからするもの、という印象はありましたが現実問題そう事は運ばず、相手の決めるがままにすべてがとんとん拍子に進んでいきます。

そんな状況の中で私はただ何となく専業主婦になって、趣味の資格勉強をしながらなんとなく過ごす日々が続きます。

 

さて、その辺の話は以前記事にした通りですが、私が離婚する上で最も不安に感じたのは離婚する前の1年間でした。私はパートやアルバイトでしか働いたことがなく、貯金も少なく実家もそれなりに遠く離れています。子どもはあえて授からなかった為離婚の際親権で揉めることもありません。これかのお金、仕事、行き場・・・全てが不安でうつ状態になるほど不安に思いながらも離婚について一人で調べて実行しました。

 

離婚する1年前には、ちょうど私と義父の不仲が続きいよいよ夫婦だけで賃貸に住もうという時期でした。その時には既に離婚届を用意したりはしていましたが、決心はついていませんでした。「賃貸の契約が切れるくらいまでは様子をみるか…」そう思って二人で賃貸に住み始めたわけですが、まあ当然住む場所が変わったからといって夫の性格が変わるわけでもなく引っ越しした2・3か月後に私は本格的に離婚の準備に取り掛かります。

 

離婚する為にはまずお金がいる。専業主婦で家にいることで貯金はほぼ無い…。そこから二人で生活することの大変さを理由に私は県立病院の総務として働くことを決めます。私にはパソコンが事務として問題なく使えるレベルのスキルがあって、人事の目を多少引くだけの資格を持っています。国家資格もあることからこれ幸いと当時の職場はすぐに決まりました。毎月たった6・7万円の給料で食費や資格取得の為の費用を出しながら、勤務し始めてちょうど1年で離婚の費用を貯めることに成功します。

 

あと数ヶ月で実家に荷物を送ったり、引っ越すだけの費用が貯まる…という時点で私は数ヶ月後の退職を申し出て勤務と並行して離婚届や転出届の用意をしました。そしてある日帰宅した夫に離婚届の記入をしてもらい翌朝家を出ました。

 

こういうと各所からクレームが来そうですが、子どものいない私の離婚自体はとても簡単でした。離婚届を突き出したとき、いつ包丁を持ち出して刺されるか…胃に穴が空く思いでしたがそんなことはなく、空欄部分を埋め押印してもらって、私が市役所に提出するだけで終わってしまいました。

故郷行のバスが出発するまでに空いている時間を使って、この後どうしようかなとさえその時は思いました。

 

ここまで話して、私の経験が読者さんの役に立たなければ申し訳ございません。けれどもしただ陰鬱とした日々を過ごしていて脱したいという気持ちがあるのであれば、今すぐにでも行動を起こすことで脱することが出来るんじゃないのかなと思います。仮にこれがお子さんがいる場合でも同じで、家族のだれかが不幸に過ごしているのであれば何かしらのアクションは起こした方が良いと私は思っています。

そんな簡単な話じゃない!と仰られるのもごもっともですが、以上が私の経験の一部でした。